アニメ感想・解説

ウマ娘「スペシャルウィーク」を徹底解説|実在馬の共通点・違いは?

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』の主人公・スペシャルウィーク。

天然だけど、レースで強さを発揮し、みんなに愛されるキャラクターのウマ娘です。

アニメではサイレンススズカとの組み合わせが多く描かれていて、どんなキャラなのか気になった人も多いのではないでしょうか。

この記事ではウマ娘・スペシャルウィークについてのキャラ解説をしていきます。

実際の馬との共通点や違いなどがわかるとさらに面白くなるので、読んでもらえると嬉しいです。

ウマ娘・スペシャルウィークについて

田舎からトレセン学園に上京してきた元気いっぱいのウマ娘。チーム<スピカ>所属。サイレンススズカとはルームメイトになり、とても慕っている。生まれてすぐに母と死別し、育ての親「お母ちゃん」からたっぷりの愛情とスパルタトレーニングを受けて育てられる。その天真爛漫な性格と抜群の瞬発力を糧に<トゥインクル・シリーズ>を通じて仲間たちと、かけがえのない固い絆を結んでいく。目指すは日本一のウマ娘!

ウマ娘プリティーダービー公式ページより

北海道から上京してきた田舎娘のスペシャルウィーク。

その胸に抱く大きな夢は日本一のウマ娘になること。

第1話で多くのウマ娘がいる中で、自分の夢を語ったシーンが思い出されますね。

初めて見たレースで走っていたサイレンススズカにあこがれを持ったスペシャルウィークは、サイレンススズカが所属するチーム「リギル」の選抜試験にチャレンジするも落選。

最終的にゴールドシップ、ウオッカ、ダイワスカーレットが所属するチーム「スピカ」に所属することになります。

そこには、チーム「リギル」所属のサイレンススズカがいて、チーム「スピカ」に移動することが判明。

自分の憧れのサイレンススズカと一緒のチームとなって日本一のウマ娘になるべくトレーニングに励んでいきます。

スペシャルウィークを担当している声優は和氣あず未さん。

ペロフネ
ペロフネ
2021年に声優アワードで新人女優賞を受賞し、今注目の若手声優さんですね♪

ウマ娘・スペシャルウィークと実在馬との共通点

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』を見て、実在したスペシャルウィークとの共通点が多数あったので詳しくまとめました。

ペロフネ
ペロフネ
実在馬のエピソードをうまく盛り込んでいて、よく作られているアニメだなと関心したのでぜひ読んでみてください。

生まれの親が亡くなっている

アニメ第2話以降、スペシャルウィークの生い立ちについて触れられるシーンが出てきます。

見ていくと、スペシャルウィークがウマ娘にとってあまりない生い立ちとなっていることが判明していきます。

スペシャルウィーク「私には【お母ちゃん】が二人いるんです。」

ここで語られる二人の母親はスペシャルウィークを生んだ母親と、スペシャルウィークを育てた母親のこと。

実際のスペシャルウィークも、誕生してから数日後に母親が亡くなっていて変わりの馬に育てられた経緯があります。

要するに、実際と同じ境遇をなぞって描かれていたということがわかります。

ペロフネ
ペロフネ
どちらの【お母ちゃん】に対しても愛を感じるのが良いシーンですよね♪

実際の競走成績がほぼ同じ

『ウマ娘プリティーダービー』がよくできているなと感じるのは、実際の競走成績とほぼ同じ内容でストーリーが作られている点です。

もちろん、「もしこの馬が出走していたら~」というifエピソードはありますが、日本競馬の史実に基づいた競走成績で作られているのはさすがだなと感じました。

ウマ娘・スペシャルウィークについても、アニメで描かれたレース結果と実際のレース結果がほぼ同じとなっています。

アニメ『ウマ娘プリティーダービー』のスペシャルウィークの競走成績をまとめました。

レース名
着順
メイクデビュー(新馬戦)

1着
条件戦

(回想シーンで登場)
1着
弥生賞(G2)
1着
皐月賞(G1)
3着
日本ダービー(G1)
1着

(エルコンドルパサーと同着)
京都新聞杯(G2)

(回想シーンで登場)
1着
菊花賞(G1)

(回想シーンで登場)
2着
JC(G1)
3着
宝塚記念(G1)
2着
京都大賞典(G2)
7着
天皇賞秋(G1)
1着
JC(G1)
1着
有馬記念(G1)

(回想シーン)
2着
WDT

同着?

史実通りならば、有馬記念を最後に引退することになるわけですが、チーム「スピカ」およびチーム「リギル」のメンバーが揃って出走するWDT(ウィンタードリームトロフィー)がエクストラレースとして用意されているのが『ウマ娘』の良いところ。

横一線でゴールを駆け抜ける姿は、胸が熱くなりました。

ウマ娘・スペシャルウィークと実在馬との違い

ここからはウマ娘「スペシャルウィーク」と実在馬との違いを紹介していきます。

皐月賞までの戦績

アニメでは皐月賞まで3戦3勝の負け無しで来ていますが、実際は4戦3勝で皐月賞の出走となっています。

皐月賞出走までに敗れた特別戦「白菊賞」がなかったことになっています。

ペロフネ
ペロフネ
人気のない地方出身の馬に負けてしまっています。

皐月賞の敗因

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』第3(3R)でスペシャルウィークが出走した皐月賞。

トライアルの弥生賞で1着となり、同じコース、同じ距離の皐月賞の制覇は確定か?と思いきや、同期のライバルウマ娘のセイウンスカイ、キングヘイローに先着できず、3着に敗れてしまいます。

1998年に行われた実際の皐月賞でも、セイウンスカイ・キングヘイローを捕らえることができずなかったわけですが、その敗因は大外18番枠からの出走だったからと名手・武豊騎手はキッパリとコメントしています。

内枠の馬が有利になるようなコースの状態になっていて、先行したセイウンスカイにはまさにベストなコンディションだったんですね。

日本タービーで1着同着

皐月賞でセイウンスカイに敗れたスペシャルウィークは日本ダービーでリベンジ出走します。

レースの結果はエルコンドルパサーとの1着同着。

セイウンスカイに先着し、夢であった「日本一のウマ娘」の称号を手にすることになります。

ペロフネ
ペロフネ
実際はエルコンドルパサーの日本ダービーの出走はなかったので、アニメオリジナルのストーリーとなっていますね。

2年目の春に出走したレースシーンがない

秋の天皇賞に出走し、大きな怪我をおったサイレンススズカのリハビリに付き添っていたスペシャルウィーク。

レースに出走したような回想シーンがなく、春に出走したレースが描かれていたのはグラスワンダーとの対戦となった宝塚記念だけとなっていました。

ペロフネ
ペロフネ
実際は宝塚記念までにG2を2勝、天皇賞(G1)を制覇。3戦3勝で宝塚記念を迎えています。スペちゃんすごい…

実在馬・スペシャルウィークについて

競走成績:1710

主な勝利(重賞):東京優駿(日本ダービー)、天皇賞春、天皇賞秋、ジャパンカップ、弥生賞、京都新聞杯、AJCC、阪神大賞典、きさらぎ賞

主な騎乗騎手:武豊

調教師:白井寿昭

ここからは実在した名馬スペシャルウィークについて解説していきます。

競馬歴15年以上の競馬ファンがわかりやすく解説していきますね。

武豊騎手が初の日本ダービーを制覇した馬

競馬界のレジェンド・武豊騎手。

全く競馬を知らない人でもその名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

スペシャルウィークは武豊騎手が日本ダービーを初勝利したときの騎乗馬となっています。

1998年の日本ダービー馬という栄誉ある競走馬です。

武豊騎手がデビューしたのは1987年なので、11年目にして初めて手にした日本ダービーとなっています。

スペシャルウィークは武豊騎手にとっても、かけがえのない存在ということですね。

皐月賞での敗因は力負けではなかった

先ほども紹介した皐月賞の敗因について。

武豊騎手はスペシャルウィークが負けたのは枠順の差が影響したとコメントしています。

内枠の馬、先行馬に有利な状況になっていたのが主な理由です。

ペロフネ
ペロフネ
実際にこの皐月賞の翌年以降、枠順による有利不利をなくすための措置が取られたので、敗因の大きな理由なのがわかります。

宿敵グラスワンダーとの因縁の対決

4歳になったスペシャルウィークは古馬王道のレースを出走することになります。

春のG1シリーズの締めくくりとなっているグランプリ・宝塚記念。

そこでスペシャルウィークの宿敵のライバルとなる馬が登場することになります。

その馬の名はグラスワンダー。

人気を分け合った宝塚記念は二頭のマッチレースになりましたが、グラスワンダーが勝利。

アニメでもグラスワンダーとの宝塚記念が描かれていました。

終わってみると2強対決も3馬身という差をつけられてしまった結果に。

エルコンドルパサーが出走した凱旋門賞の遠征プランも白紙となります。

その後もグラスワンダーとは引退レースとなる有馬記念で再戦しますが、その時も2着に敗れます。

わずか4cmという着差で惜しくも敗れたスペシャルウィークはその有馬記念を最後に引退することになります。

ペロフネ
ペロフネ
スペシャルウィークを語る上で、グラスワンダーは切っても切り離せない関係。アニメでもよく描かれていました。

スペシャルウィークの名前は消えずに残り続ける

競馬の世界は本当に厳しいもので、どれだけその馬が素晴らしくても引退してしまえば名前が残り続けるというのは難しいものだったりします。

特に、自分の血を残すとなると難易度はベリーハードに。

そんな過酷な状況でも自分の名前が絶えることなく残り続けていけそうなのがスペシャルウィークの凄さです。

2020年の牝馬三冠を達成したデアリングタクトの父エピファネイアを始め、G1レースを2勝したサートゥルナーリアなどにスペシャルウィークの血が入っております。

また、G1レースを6勝しているブエナビスタや日米オークスを勝利しているシーザリオを輩出しています。

シーザリオは先程紹介したエピファネイア、サートゥルナーリア、リオンディーズの母親でもあります。

スペシャルウィークが日本競馬において重要な存在と言っても過言ではありません。

ペロフネ
ペロフネ
ウマ娘が好きで競馬やってみたいなぁという人は、「エピファネイア」「サートゥルナーリア」「リオンディーズ」は覚えておいて損はありませんよっ!

【まとめ】ウマ娘・スペシャルウィークのキャラ解説|実際との共通点・違い・実在馬を紹介

この記事ではウマ娘・スペシャルウィークのキャラ解説を中心に、実際との共通点や違い、実在馬を紹介していきました。

スペシャルウィークはエピソードが多い馬だったということを感じていただけたかと思います。

この記事を読んでからアニメ『ウマ娘  プリティーダービー』を見ると、よりスペシャルウィークのことが愛おしくなり、すごいウマ娘なんだなということがわかるはずです。

当ブログではアニメ『ウマ娘プリティーダービー』シリーズを全話見放題の動画配信サービスについてまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてみてください。

ペロフネ
ペロフネ
以上で、ウマ娘「スペシャルウィーク」の紹介を終わります!読んでいただきありがとうございました!!